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[linux-users:85982] Re: オープンソース集団におけるメンタリティ


きんねこ@金沢です。

    話題の元と思われるスレッドは不毛そうなので追って
  ないのですが...

> ゆうき@甲府 です。
> 
>  (1) オープンソース集団においては「銭または商売」の
>    匂いのする話題はタブー視される傾向が強い。

    私はどちらかというと周辺(というか辺縁)で、いわゆるデ
  ィベロッパーの中にはいないですが。お金や商売の話がタブ
  ーというまでの強い拒否感はないと思いますよ。コミュニテ
  ィによっては、歓迎されないことはありますけど(^^;。
    話題に出た BLUE は、オープンソースで食べている方の比
  率が高い所はあると思いますし、銭金の話でも抵抗感は感じ
  たことがないです。


> ほんとに一方的ですねー。殺されそう。

    オンラインコミュニケーションで皮肉におおげさな表現を
  使う時には要注意(^^)。意味のないフレームに発展しがちで
  す。


> ちなみに、先の質問の真意は、「私は上記の (1) 〜 (3)
> について一切受け入れないユーザです。」という宣言をし
> たいと思ってます。けど..。という意味なのでした。

    上記が一切受け入れられないという体質はわかりましたが、
  だからと言って linux-users という場はふさわしくないとは
  思いません。むしろ有意義ではないでしょうか。
    でも、それがフレームに近い状況に発展するのは、内容よ
  りもその表現の仕方に、行き違うような部分があるのだとは
  思います。

    わたしは、情報のオープン化とオープンソースは、オープ
  ンソースの位置付けや発生してきた土壌の持っている文化か
  ら不可分に結び付いていると思います。
    オープンソースは、どちらかというと市場ではマイナーな
  位置を占めていますし、ソフトウエアそのものが同じオープ
  ンソースの中では市場競争を拒否していますので、サービス
  を中心に食べて行くしかない性格もあります。それで、取得
  したノウハウはシェアしてソフトウエアやそのドキュメント
  に反映し、全体のポジションを上げて行くというベクトルを
  明確に持っていると思います。

    これまでのソフトウエア産業は、一定のサイクルに乗って
  開発と回収のサイクルがあったように思いますが、それも成
  功したものだけがサイクルに乗っているように見えるだけで
  はないかと思います。消えたものもたくさんありますし。
    オープンソースソフトウエアは、そういったサイクルに乗
  っていないのではないかと思っています。これらの分析は、
  著名な方々が多くの書籍で分析を試みているので、私の追加
  すべき事はないです。

    納品者のユーザーに対する責任は逃れることはできないも
  のです。
    オープンソースの場合は、それは納品者に100%の責任があ
  る面が市販の一般的なソフトウエアを使う事とは大きな違い
  があると思います。もし、納品者がそこまでの責任が負えな
  い場合は、バックエンドサポートを有償で提供する仕組みが
  整いつつあります。現状がコストに見合う内容であるかとい
  う事や、負担できるコストレベルであるかという問題はあり
  ますが、これは時間をかけて改善されてゆく問題でしょう。
    この負担はソフトウエアのコストが無償である反面、大き
  なリスクになります。しかし、それ以上のメリットもありま
  す。ピアレビューや多くのユーザーが依存している環境であ
  るという点で重要な問題はコミュニティレベルで短時間で解
  決される可能性が大きいですし、多くのユーザーの使用によ
  って多くの問題点は早期に発見されて修正されている事が期
  待されます。
    また、ソースコードが開示されていて、多くのユーザーが
  使っている事によって、仮に主要な開発者が開発を断念して
  も、それを第三者が継続することもできます。独自の開発部
  分についても公開されたコードであれば誰でもフォローでき
  ます。これは開発者の責任を軽減して新しいジャンルのソフ
  トウエアの開発をうながしていると思います。

    多くのユーザーがいて、コードがメンテナンスされている
  というのがオープンソースの命綱であるのがわかるのではな
  いでしょうか。

    もし、ユーザーを守る事が対価に対する第一義の使命であ
  るのであれば、オープンソースを選択し、成果を多数にフィ
  ードバックする事は、取り得る1つの戦術であると思います。
    ソフトウエア開発メーカーの市場的思惑に惑わされず、納
  品者の事故などでサポートの継続ができなくなった時でも、
  後をフォローできる業者が出て来る可能性が大きいからです。

    わたしも自営の開発やコンサルを10年ほどやっていまし
  たので、明日の銭とノウハウの強い関連はわかるつもりです
  が、知識の偏在による落差で食べるモデルに乗らなくても、
  情報をオープンにしながら食べてゆけるのではないかという
  のがオープンソースが面白いと感じています。


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Yasushi "kin-neko" Date  #所属が変わりました.電話番号は変わっていません.
  I-O DATA DEVICE, INC.  Network Products Marketing Group
  石川県金沢市桜田町3-10 Zip.920-8512  Phone.076-260-3353 Fax.260-3652

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