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[linux-users:82999] SiS630搭載PCのXデータ


1、初めに
  はじめましてksettsuというものです。今回SiS630搭載PCについてのデータが
ある程度まとまったので、報告します。(なにしろLinuxMLには色々お世話(=
情報を得たこと)になりましたので。)
 
 このデータは既にネタとしては古いかも知れませんが…(むしろそうなってい
るような状況だと逆に嬉しい)

2、今回のPCのデータ
	SHARP PC-MJ730R(ノートです) (詳細→
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/pcrj970r.html)
	発売日         2001 1/27
	購入日         2001 3/15 (注1)
	チップセット   SiS630
	モニタ         14.1TFT(液晶)
	ビデオカード   SiS630
	サウンドカード SiS PCI Audio Accelerator (rev 01)(コマンドlspciによる
と。WindowsMeからはSiS7018だった。)

注1:生産時期が違うとシステムが微妙に異なる可能性があるので。

3、今回の試したLinuxのデータ
 LASER5 Linux6.4 (日経Linux 1月号付属CDより)
	kernel 2.2.16-22L6
	XFree 3.3.6(X-TT対応)
	
	ブートローダ LILO
	XはGNOME+Sawfish(逆順の方がよいかな?)

4、デフォルト設定でのLinuxインストール時の状況
 (1)日本語インストーラーを起動させると、グラフィカルにせよ、テキストにせ
よインストーラー画面が左下にずれていて、更に画面が乱れている。文字は読み
取れるのだが、目は痛くなる。(注2)
 (2)英語テキストインストール時は特に問題なし。
 (3)Xは日本語インストーラーのときと同様に画面が左下にずれていて、更に画
面が乱れていた。

注2:RedHat6.2,7J、Vine2.0,2.1、Turbo6.0ws、 Kondara2000、Plamo2.1、
Miracle1.0、Omoikane1.1、FreeBSD4.2Rでも同様でした。私が試した中で唯一う
まくいったのがLinuxMandrake7.1でした。ただ、Xを起動できなかったので結局
それはやめましたが。
 また画面がずれるなどの現象は日本語に限らず、おそらく日本語テキストイン
ストールではXを使っているのだと思います。
  
 !友人Nへ…多くのLinux雑誌やCDを貸してくれてありがとう!

5、Xを起動させる ーその1ー
 (1)SiSからXFree86.3.3.6用のドライバがダウンロードできる
(http://www.sis.com.tw/support/download/linux.htm)が、少なくともこのPCは
これが無くてもXは可動した。
 (2)XF86Configにて、Section "Device"のところへOption "no_accel"やOption
"sw_cursor"を追加したほうがよいという記述があり、それを追加したが、逆にX
が正常でなくなった。おそらくPCに依る。
 (3)基本的に日立のSiS630搭載PCでのDigital液晶モニタの使用方法
(http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/linux/tecinf/tec0008.htm)に沿
う。相違点はkonの扱いぐらい。
 (4)/etc/lilo.confのLinuxの所に「vga=791」を追加
 (5)Linuxブート時にkonを起動させなくした。なぜなら、私のPCでは「vga=791
」とkonが相容れないらしくて、「vga=791」時にkonが起動すると、画面が白く
なるからだ。(最初、焼き付いたのかと思った…)
 その方法として、設定を変更すればよいのだろうが、やり方が分からない。そ
こで/etc/kon.cfgを/etc/kon.cfg.org等に変更し、kon.cfgを削除した。
 なお、ログインした後にkon.cfgを復活させ、konを起動してもやはり画面は白
くなる。つまりテキストモードではkonは使えなくなり…日本語表記はどうする
んだろう?
 (6)テキストモードで再起動すると、ペンギンの絵が出て来た。更に、Windows
のときと同様綺麗なフォントでログが出た。
 (7)setupまたはXconfiguratorからXの設定を変更した。ここは各PCに依る。
 (8)この設定でXのテストうまくいき、ファイルXF86Configへ書き込まれ、テス
トが終わる…となぜかフリーズするので、強制再起動
 (9)グラフィカルログイン(ランレベル5)で起動すると、Xが正常に機能し
た。


**問題点**
 (0)必ずしもXは安定はしていない。
 (1)テキストモードからXを起動すると、フリーズすることが多々ある。
 (2)Xからテキストモードに行けない。Alt+Ctrl+F1で行こうとするが、フリー
ズ。Alt+F7でXへ戻れる。
 (3)テキスト、Xでkonを使用できない。使うと画面が白くなった。(テキストモ
ード時での代替ソフトはあるのだろうか?)
 (4)X上では日本語入力、表記は基本的には問題ない。kterm上でXhift+Spaceす
ればよいディストリビューションが多いはず(RH系)。ただ、一部文字化けを起し
ていた。
 (5)グラフィカルログインしてもGNOMEが起動しないことがある。ただ私の場
合、複数回ログイン行為を繰り返せばXを起動できた。(大抵は2回)
 
6、Xを起動させる ーその2ー
 これはその1で紹介したやり方を知らないときにしていた設定です。参考とし
て挙げておきます。
 
 (1)Section "Monitor"のところに
# 640x400 
Modeline "640x400"     31.5   640  820 824   832   400  401  404  453
-HSync +VSync
と書く。

 setupに640x400(Turbo6.0wsにはあった)が無かったので、直接
/etc/X11/XF86Configをいじった。(むしろTurboをインストールして初めて
640x400がうまくいくことを知った)

取り敢えず、640x400を試してみて、細かいところはコマンドxvidtuneで微調
整。しかし、xvidtuneの変更はXF86Configには書き込まれなかったので自分で行
った。

 (2)Section"Screen"のDriver"svga"のSubsection "Display"のModesを
"640x400"にした。(/etc/X11/Xが/etc/X11R6/bin/XF86_SVGAにリンクしているか
ら?)

 *参考までに、このときの/etc/kon.cfgのDisplay部分について
ksettsu:Normal
	VGA
	640 820 824 832 400 401 404 453
	1
	79 25
	
 (3)konを使い日本語表記させる。更にコマンド「uum -uU」により入力も可能に
した。

 本来はuum(Wnnがあればインストールされていると思う)のオプションは要ら
ないはずなのだが、デフォルトでは文字化けしたので。

 変換は「C-wまたはC-z」。決定は「C-l」。他は基本的にEmacsでのWnnと同じ操
作。「q」を押すと半角英字入力になるとか…

6、Xを起動させる ーその3(?)ー
 モニタによっては640x400に対応していない可能性があるので、それ以前に使っ
ていた640x480のも載せます。問題は画面が下に2センチ程ずれていることでし
た。
 800x600や1024x768は全然ダメだった。

(1)XF86Configは
# 640x480 
Modeline "640x480"     36.00   640  820 824   832   480  481  484  485

(2)konは 
ksettsu:Normal
	VGA
	640 820 824 832 480 481 484 485
	1
	79 29
 
 *なお、フレームバッファ(参照→
http://www.nk.rim.or.jp/~jun/linux/k22fb.html)という方法があるようです
が、私は試していません。

7、サウンド(?)
 sndconfigからサウンドカードの自動検出が成功していたのに、何故音が鳴らな
いのだろうと思っていたら、単にLinux上での音量のつまみを上げていなかった
だけだった。どうもデフォルト設定では非常に音量が小さいようだ。(そういえ
ば、サンプルの音が微かに聞こえていたような…)
 
 SiSからaudioドライバがダウンロードできる
(http://www.sis.com.tw/support/download/linux.htm)が、少なくともこのPCは
これが無くても音は聞こえた。それにこのドライバはkernel2.3.40以降対応とあ
る。

*状況
 (1)Linuxブート時にはLoading Sound Moduleというのは出ない。(注3)
 (2)ただ、Starting alsasoundは出る。既にalsaドライバが有るのかと思った
が、alsa(http://alsa.linux.or.jp)はまだSiSに対応していない。(Triden
4DWaveDXが流用できるとか何とか読んだ覚えが…)
 (3)しかし、コマンドamixerを実行すると、「The ALSA sound driver was not
detected in this system」、コマンドalsamixerを実行すると
「alsamixer:failed to open mixer #0/#0: No such file or directory」とい
うエラーメッセージが出る。

 注3:以前どれかのディストリビューションではこれが出た。そしてLoading
Sound Module(trident)でLinuxの起動がストップ。確か誰かが、rescue起動(注
4)などして、/etc/modules.confにて「alias sound-slot-0 trident」をコメ
ントアウトすればよいということを書いていた。(すみません、誰かが分からな
くて。)

*経過
 (1)setupやsndconfigからサウンドカードの自動検出がうまく行っていることを
確認
 (2)コマンドlspciで更に確認
 (2.5?) 3へ行く前にコマンドsnddevicesを実行した。多分関係無いと思うのだ
が、未確認。
 (3)コマンドgmix(またはコマンドmixer_applet)で出てくる、音量調整から、
音量を大きくした。ついでに、パソコン自体の音量も大きくした。

**問題点**
 (1)再起動すると、音量の設定が元に戻っている場合がある。
 (2)たまに、gmixやmixer_appletの音量調整が機能しない場合がある。

 注4:私が知っている方法は、インストールCDから「linux rescue」として起
動。そのあとは「mkdir /mnt/tmp」「mount /dev/*** /mnt/tmp」
 (***はlinuxのパーティション。)

8、最後に
 このデータが役立つことを願っています。
 もっともデフォルト設定できちんとXとサウンド(?)が機能すればこのデータ
も必要ないのですが…。
 
 カーネル2.4ではそうなっていれば嬉しい。
 
 もうすぐ出る(ハズ)RedHatLinux7.1Jに期待します。

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