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[linux-users:01583] md


野澤@茨大理地球です。

先日 md(Multiple Device driver) の Ver.0.35 を使い、その一部の機能
(linear mode)を用い、複数のハードディスクを単一のパーティションとして
使うことができましたので、簡単な導入を書きます。

1 まずは md035.tar.gz を取り寄せ、展開して、コンパイルし、インストー
   ルする

2 fdisk で希望するハードディスクの構築をする
   (私の場合は /dev/hdb,c,d をそれぞれ一つだけパーティションとし、こ
     れら3つすべての領域まとめて、仮想的な巨大なハードディスクを使う
     ことを目的にした)

3 MD オプションを有効にするように kernel の再構築を行なう(

Multiple devices driver support (CONFIG_BLK_DEV_MD) [Y/n/?] 
   Linear (append) mode (CONFIG_MD_LINEAR) [Y/m/n/?] 
   RAID-0 (striping) mode (CONFIG_MD_STRIPED) [N/y/m/?] 

すなわち

CONFIG_BLK_DEV_MD=y
CONFIG_MD_LINEAR=y
# CONFIG_MD_STRIPED is not set

とする)。LinuxBox を再起動する

4 cat /proc/mdstat ができるか確認する

5 /dev/md? に希望のディスクを加える
(/sbin/mdadd /dev/md0 /dev/hdb1 /dev/hdc1 /dev/hdd1)

6 次に linear mode(単一のパーティション)で動作させる
(/sbin/mdrun -pl /dev/md0)

7 cat /proc/mdstat を確認する(うまくいけば、以下のように

Personalities : [1 linear]
read_ahead 8 sectors
md0 : active linear hdb1 hdc1 hdd1 2500752 blocks 4k rounding
md1 : inactive
md2 : inactive
md3 : inactive

となる)

8 そして、mke2fs /dev/md0 としてファイルシステムを作る

9 mount /dev/md0 /mnt として、確かめる

10 /etc/mdtab を作成する。

# mdtab for md
/dev/md0        linear   /dev/hdb1      /dev/hdc1       /dev/hdd1

11 /dev/fstab も編集する

12 rc に以下のものを付け加える。

if [ -f /sbin/mdadd ]; then
        /sbin/mdadd -a
fi
if [ -f /sbin/mdrun ]; then
        /sbin/mdrun -a
fi

(自動起動のテストは都合により確かめていませんが、たぶんディスクマウン
トする前にすべきでしょう)

ということで、広大な単一領域を手にすることができます。


ちょっとつまずいた点

・8の mke2fs を2で行なっていたため、広大な領域を確保することが出来な
  かった。考えてみれば当たり前で、mke2fs /dev/md0 じゃないとだめ。

・/dev/md[1-4] は md をインストールする時に出来ていた

最後に、広大な領域は非常に頼もしいですが、一つでもディスクが壊れたら、
他のディスクにあるデータも壊れてしまうでしょう。また、linear mode だけ
でなく、raid0,raid1 mode もあるため、機会があれば /home なんかに使って
みたいと思います。

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