>>現在のMicrosoftの検定料は、検定として高いものじゃないですから。 >山田さんがそう思っているだけ。 あなたはどう思ってるんでしょう?仮に高すぎるとするならば、それを更に値 上げしてその収入でソフト開発をまかなうおうなどというのは無謀と言う事に なりますが。それとも、安すぎるとお考えでしょうか?少なくとも「安すぎ る」というほどには安くないですよね。私個人としては、適正な価格と言える 範囲の上限程度と考えていますが。 >>が)。以前は民間企業で働いていたそうですが、普通に企業に >>勤めていれば、査定をしなければ社員が堕落するとか、他よりも >>馬鹿な商売を続ければそのうち潰れるとか、そんな事はわかり >>ませんか? >しようがしまいが堕落する社員ってのは堕落するし、堕落 >しない社員は堕落しません。 「刑罰の本来の目的はそれを執行する事でなく、犯罪を抑制する事が目的」と いう言葉を知っていますか?刑罰で、犯罪は抑制されますが0にはなりませ ん。少数出る犯罪者には、実際に刑罰を執行するしかないでしょう。査定制度 も同じ事です。査定制度の本来の目的は、それによって社員を堕落しないよう に仕向ける事です。それで、堕落する社員は減りますが、0にはなりません。 少数出る堕落する社員は減給などの処分をするしかないです。 >それから、「他より馬鹿」な >商売であるが故に潰れた会社を知りません。 例えば、国鉄はどうです? >>>ソフトウェアのバージョンアップに際しては、一般にコードの >>>(たいていは大幅な)書き換えと追加が入ります。それは >>>新たなバグや相性問題を生み出す温床でもあります。したがって、 >>>システムの安定化とバージョンアップとはトレードオフの >>>関係にあります。 >>バージョンアップとは別にバグフィクスをやるという話ですけれど。 >別にやるからこそ、既存部分のバグフィックスができても、 >バージョンアップ部分が不安定なままなんでしょ?駄目駄目じゃん。 バグフィックスを望む企業は、それを購入すれば良いし、新しい機能を望む企 業はバージョンアップを購入すれば良いだけの話では?その両方を要求するの は、営利ソフトウェアだろうと、非営利のソフトウェアだろうと無謀と言うも のですよ。 >だからオーダーの概念をわかってるの?と聞いてるのに(以下繰り返し) >わかってない人が「無視できない」っていくら主張したって全く >説得力がありませんてば。 だから、オーダーの概念で企業経営するのは無理だよと、何度も言っているん ですよ。それが可能なら、運送会社が自社の利便性のために道路を引いて、他 社にも無償で使わせるといったことが起こるはずですが、そんな事はおきてい ません。 >何度も繰り返しますが、私は「GPLの方が儲かるかどうか」 >じゃなくて「GPLでも儲かる」という事しか言ってないんですけど。 >で、たぶんSunもIBMもそういう「どっちが儲かる」という発想では >なくて、Linuxも顧客に提供するメニューの一つだと捉えてる >んじゃないか、ということを書いたんですが。 より儲かるのであれば、より多くの投資家が集まり、より多くの(質の良い)労 働者が集まります。顧客に対しても、より低いトータルコストで商品を提供す ることが出来ます。そういう状況が続けば、より儲かる(儲ける事の出来る)ビ ジネスがどんどん発展し、より儲からない(儲けを出せない)ビジネスはどんど ん衰退しますよ。 >#SunはとうとうLinuxの自社製ディストリビューションを始める >#ようですし。 それがどうしました?もうちょっと、企業のニュースリリースを冷静に読めま せんかね。 >>>ソフトウェアの無償コピーを望む人が、同時にソリューション >>>ビジネスで金を払ってくれるという発想は、山田さんには無い >>>んでしょうか。 >>これはまた、無茶苦茶な発想ですね。「ソフトウェアは無償であるべき」 >>などという幼稚な政治思想を持っている人に限ればそうでしょうけど、 >>そんな人間は極めて少数です。 >1. おかしいなあ、無償って一般に経済的概念では? 価格を「無償であるべき」と決めつける事は、政治思想の一種ですね。資本主 義社会での、経済的な価値判断とは違います。 >2. 「極めて少数」とはどの程度でしょう。Linuxのコピー数とか、 > (まだ有償だった時代の)Netscape NavigatorからInternet > Explorer に乗り換えた人数くらい? それは、「無償コピーを望む人」の数でしょう?「無償コピーは望むが、別の 形で金を払ってくれる人の数」じゃないです。 >>無償・有償と、公開・非公開は別問題ではないかと思いますが。 >おかしいなあ、<832uko$j10$1 _at_ newsgw7.odn.ne.jp> で > ---------------------------------------------------- >>社会的に価値のあるソースを公開しない企業が社会に嫌われない >>と言い切れる理由は? >企業は「金を払ってくれる社会」に嫌われなければ良いんで。 >無償コピーを望む人のご機嫌を取る必要はないです。 >------------------------------------- >のように「公開」と「無償」を同一軸で考えたのは山田さんですけど。 あなたの「社会的に価値のあるソースを公開しない企業が」という文での、 「公開」が、「無償公開」を意味すると解釈して、このように反論したので す。私が同一とみなしているのではなく、あなたが同一とみなしていると私が 解釈して反論しているんです。 >>>つまり、山田さんの頭の中にはWindowsだけがあって、Windows >>>でコストが薄まらなければそれを以て「定量的思考だ」という >>>ことなのですね:-) >>開発費がかかる以上は、どんなソフトでもコストが薄まる事は >>あっても消え去る事はないです。 >だからあ、定数ってのはオーダーとして消えるんだって、、、 >#本っ当に分かってます?オーダーの概念。 もう一度言いますが、オーダーの概念で企業経営をしようというのが無謀なん です。 >いや、単価は事実上0にしても(それを使ってサービス商売 >をするネタがあれば)問題ないんですよ。 開発部門を抱えたままサービスで儲けようとしても、他社より高いコストでの サービスしか提供できませんよ。 >で、たとえ安くてもなまじ「金を取る」という動作を必要と >するなら、無償の方がユーザーから見て手っ取り早く >使えるのでユーザーを奪われかねない。 少なくとも、企業向けにシステムを販売するようなシーンでは、「手っ取り早 いからこれを使おう」とかいういいかげんな消費行動は想定しにくいですね。 >1.それは純粋資本主義とは違う話ではありませんか? >2.企業の成長に限度がなければいよいよ定数は無視できるはずですが:-) 一つ一つの商品の売上には限度があるけれど、企業の成長に限度はないと言っ ているんですよ。 >>掛け算の出来る社長なら、単価を販売数にかけて売上を計算 >>するんじゃないですか? >売り上げを計算してどうするんですか? >#それは社長のやるこっちゃないでしょー。 そうでしょうか?社長は売上なんて知らなくて良いんですか?あなたに「社 長」をやらせるとそうなりそうですが、世の中の「社長」はそんなに馬鹿じゃ ないですよ。 >>連合は、来年は定昇+ベアで3%だと言っていますがご存知ない >>ですか?今の時代に「福利を充実しろ」といっている組合がある >>とは知りませんでしたが、そ >おや、企業の風土をよく知るはずの山田さんが、連合の要求を >額面通り見るんですか:-) 労組側はとりあえず吹っ掛けて、 >条件闘争に持ち込むってのが普通のパターンと違いますか? 吹っかけているのは事実ですが、それは、交渉のテクニックに過ぎません。労 働者が金が欲しがっているという事実は変わりませんよ。 >ちなみに自動車労連の活動方針は第一に「雇用の安定」、 >「労働条件の維持・向上」果ては「魅力ある働き方」だそう >ですけど。 どこの国でも金銭欲に対する偏見はあるので、あまり金の話ばかりしてマスコ ミ受けを悪くしないように、組合も企業も、いろいろと手を打つものです。そ うやって標語を掲げとけば、「自分達の利益しか考えない○×組合」なんて記 事を書かかれにくくなりますから(そういう記事を書こうと粗探しに余念がな い雑誌や新聞は確実に存在するんですよ)。しかし、実際のところ要求してい るのは金だけです。「魅力ある働き方」なんて、ただの標語ですよ。 例えば、「もっとやりがいのある仕事がしたい」と言う人はいっぱいいます。 じゃあ、そういう人達が、賃金を捨てて「やりがい」を求めているのかといえ ば、そうじゃありません。そういう人が頭に思い描く「やりがいのある仕事」 というのは、ほとんどの場合、今の自分の仕事より高い能力を要求する仕事 で、高収入な仕事なのです。 >電機労連なんて、「ベアゼロじゃ心理的影響が大きいから500円で >まいっか」みたいなこと言ってますし。 >そいでもって、ホームページはいきなり「環境問題を問う!」だもんね。 こういうのを額面通り受け取るのは信じられないですね。実際に、労働組合が 「環境」のために労働条件の切り下げを飲むとでもお考えでしょうか?労使交 渉でやってることなんて、結局は、企業の利益の分捕り合戦なんですよ。それ をそのまま報道されるとまずいので、適当に取り繕ってるだけなんです。企業 側も同じですがね。 # どうでもいいですが、「電機労連」でなく、「電機連合」じゃないですか? >>れも賃金と同じですからね。「リストラ反対」だって、「金を払い >>つづけろ」というのと一緒なんですが。 >「賃金アップ」と「雇用維持」はむしろトレードオフでしょう。 どちらも、金銭欲の表れに過ぎないです。 >>>社会主義国でも査定制度はあるようですけど、それはどうお考え? >>それこそ、そうしなければ人間が堕落する証拠ですよ。資本主義の >>そういう部分を取り入れないと、経済が発展しないから、「社会主義 >>市場経済」なんて妙 >いや、いわゆるフツーの社会主義国でも査定ってのはあったそう >ですけど。要するに、「計画経済」である以上「計画通り」で >あることは必要なので、計画にあってるかどうかの「査定」は >入ると。 そういう「査定」は、結果によって何か金銭的なものが変わるわけじゃありま せんから、資本主義国の企業で言うところの「査定」とはまったく違います。 「検査(調査、監査)して何かを定める」のが「査定」でしょうから、厳密に言 えば「査定」というのもおかしいでしょうね。単に「検査」などと呼ぶべきも のでしょう。 >>誰も「誰でも」なんて言っていませんね。意識的にせよ、無意識にせよ、 >>ほと んどの人間が金によって仕事をしています。 >なるほど、つまり山田さんの断言は「誰でも」の意味ではなく、 >「ほとんど」を暗黙に含んでいるわけですか。では、賢くない >経営をしてもつぶれるのは「ほとんど」であって、ソフトを >只で配る経営戦略が仮に賢くなくても、それでつぶれるのは >「ほとんど」であってすべてではない、と解釈してよいですね。 何度も言いますが、経済を動かすのは「ほとんど」の部分です。 >ところで、Jリーグという狭い世界だけでも金によらずに仕事を >する選手がこれだけいるというのに、何故「ほとんど」という >ことが言えるのでしょう? スポーツ選手の評価基準ってなんだと思います?スポーツの能力じゃないんで すよ。実際のところは、人寄せの能力です。特に、引退後はスポーツの能力は 評価対象になりませんから、現役時代から人寄せの能力を磨いておかないと、 引退後に仕事がなくなります。スポーツでの成績というのは、人寄せをするた めの手段の1つに過ぎません。だから、商品価値を落とすような形での(例えば スポーツ新聞に批判されるような)移籍はしたがらないのです。例えば、巨人 に移籍したK投手が、なんであんなに交渉を引き延ばしたかわかりますか?す ぐに巨人入りすると、批判が怖いので、適当に引き伸ばして批判しにくい環境 を作った上で、移籍しているんです。 >>社会主義国の現実を見ればわかりませんか?なんで、社会主義国が、 >>資本主義 >社会主義国の例示は潰れる事例にはならないんでしょう? ひどい経済状態になるという事例になるでしょう。 >>公立学校の教員にこんなこと言っても無駄だろうなとは思いますが。 >山田さんって、おもしろいですね。諦めたとか無駄だとか何度も >言いながら、これだけ長い文章書くんですから。言ってることと >やってることに大きな矛盾があるっちゅーか。 査定否定論者に何を言っても無駄ではないかとも思いますね。まあ、あなただ けに向けて書いているのではないですから、もうしばらくは書きつづけます よ。だいぶ長くなってしまうので、少しずつしか書けませんけどね。 >>もしれません。もちろん、そういうシステムが出来なくても、 >>「払わないやつは村八分」というような、隣組的発想の >>体制を作ってしまえば、それでも儲かりますけどね >>(好ましいかどうかは別として)。ただ、ありとあらゆる業種、 >>しかも国際的にそういう体制を作るのはまず無理でしょう。 >村八分なんちゅー閉鎖的な発想ではありませんが、事実上もう >出来ちゃっているんですけど。それも国際的 --- 正確に言えば >西欧と米国的に。 >ついでにいうと、今は別に「あらゆる業種」について考えてる >わけじゃなくてソフトウェア産業に関する話だと思いますが、 >エンドユーザーに関わる業種なら大抵そういうことになって >ますよね、今現在。 企業に入れるシステムの話じゃないのですか?それなら、客はありとあらゆる 業種だと思いますが。例えば、どこかの製パン工場に何かのシステムを入れる 時に、「うちはLinuxの開発費を支払って『社会貢献』しています」なんて 言って採用が決まると本気で信じていますか?馬鹿にされる可能性の方が高い ですね。 >>同情によって好感度が上昇したというのは、その企業の >>「小さな問題」が支持されたからではなくて、反対勢力に >>よる大げさな糾弾が反感を買ったからです >じゃ結局のところMicrosoftのビジネスモデルとか個人情報への >接し方が支持されたってレベルの話じゃなくて、反感の産物 >なんですね。何でそんな数字を出して「一般消費者は気にしてない」 >という根拠にしたんでしょう? 反対運動への反感が出ているのは、小さな問題を大げさに取り上げていると思 われているからでしょう。一般消費者が、「小さな問題」と認識していなけれ ば、反感は出ません。 >>す。現に、普通のマスコミや雑誌は、Microsoftを糾弾するような >>馬鹿な真似はしていないでしょう。それが、世間一般の考え方 >>なのです。司法省が訴えた >CNETもZiff Davisもマイクロソフト批判記事をポンポン出して >ますけど。 >#Computer Channel見てると面白いんですよね。米国制作の >#ZDTVなんかではMSでもIBMでも結構けなすけど、日本制作の >#番組では企業を全然けなさない:-) それって「普通のマスコミ」じゃないでしょう。アメリカを代表するニュース ネットワークと、新聞をいくつか挙げてみてください。その中にあなたの言っ たような偏ったマスコミは入っていますか? >ちゅーかまず同業他社が糾弾を始めてると思うんですが。 >NovellだったりOracleだったり。 これが最悪なんですよ。同業他社のネガティブキャンペーンをやっている会社 が、「社会正義のために悪い事をしている会社を懲らしめている正義の味方」 なんて小学生だって信じないです。普通の人は、「正義の味方」を装って競争 相手を蹴落とそうとしていると考えますから、その会社の評価にとってはむし ろマイナスになります。「正義の味方」だと信じるのは、少々頭の弱い、一部 の圧力団体だけですね。だから、こういう同業他社へのネガティブキャンペー ンに営業上のメリットはまったくありません。こういうネガティブキャンペー ンは、まともな会社にとっては禁じ手ですよ。 全然話が違いますが、トヨタ自動車が、米国の環境保護当局から、6兆円程度 の賠償を求める訴えを起こされているのはご存知でしょうか?環境保護当局や 環境保護団体がトヨタ自動車を批判しても、同社の車が売れなくなったりはし ません。もちろん、同業他社がその問題で、トヨタ自動車を非難したりもしま せん。アメリカは訴訟社会ですから、この類の訴訟はいくらでもあります。 「マイクロソフト問題」なんて、この類の話なんですよ。少々頭の悪い同業他 社のネガティブキャンペーンで、騒ぎが多少大きくはなりましたがね。 >で、世間知らずの人に世間知らずと評価されることにどれ >ほどの意味があるのか知りませんが、技術者は技術的観点 >からMSの「製品」の具体的部分についてタコだと糾弾した >はずです。それに「反感」を感じられてもねえ。 大げさに宣伝するような取り上げ方に反感を感じた人は多少いるかもしれませ んが、具体的な問題点に関して反感を感じた人は少数派でしょう。多くは、同 業他社を巻き込んだ大規模なネガティブキャンペーンに対して反感を感じてい るはずです。 >>>Sun, IBM, HP, SGI, Compaq, Intel。 >>>この他に市場に影響を及ぼす企業ってMicrosoftとAppleくらい >>>ではありませんか? >>本当にそれだけしか知りません? >あとどこがあるんでしょう。 >DELLやGatewayが市場への影響力をどれほど持つと? DELLやGatewayと言えば、かなりの大きなPCメーカーですが、影響力はないん ですか?都合の悪いメーカーは「影響力なし」として排除しているように私に は見えますが。 >まさかCiscoや3Comがソフトウェア市場に参入すると?:-) PCメーカーの話ではありませんでしたか? >>PB-NECよりずっと大きいNEC本体は無視するんですか? >>他にも日本企業でサーバー市場に入る余地のある >>メーカーはたくさんありますが、ことごとく無視されてますね。 >うん、はっきりいって彼らはソフトウェアのトレンドと >いう面ではほとんど米国の後追いなので、影響力は無い >ですよ。CPUだってあっちに握られてるし。 ずいぶんな言い様ですねぇ。日本企業の力を侮られては困ります。例えば、ソ ニーや松下が、PC市場に参入したのは最近ですが、既に、例えばIBMといった 企業と同等の商売をしているでしょう。ああいう力を日本企業は持っているん ですよ。 >>>出資に頼らずに開発を継続することは可能です。 >>その通りです。出資や融資という形で将来の利益を先取りしないと、 >>人件費が払えません。しかし、出資や融資は将来の利益の先取り >>にしかなりませんから、出資だけで開発を継続する事は出来ない >>ですよ。もっとわかりやすく言いましょうか?金利や配当は >>どうやって払うんです? >だから将来の利益の先取りじゃなくて、将来の利益を増やす >ための借り入れなんでしょう?タダ配りも同じ構図なんですってば。 >どうしてそこでだけ「その現物で稼ごうとする」んですか? 出資や借り入れを受ける事で、同業他社に金が行きますか?同業他社が利益を 得られるようなただ配りと同一視するのは無茶苦茶です。 肝心の点に答えがないので、もう一度聞きます。RedHat社は、どうやって配当 を払うのでしょうか?念の為言っておきますが、intelが出資したというのは まったく根拠になりませんよ。RedHat社が将来配当を行うためには、同社の製 品(サービスを含む)が売れる必要があります。しかし、それを予測するのに、 出資する会社があったという事実は全く無意味です(もちろん、有力な投資会 社が将来の利益を見こんで投資したとでも言うなら別ですが、intelは事業会 社であって、投資会社ではありません)。出資する会社でなく、製品を購入す る会社が現れないといけないのです。 intelが出資したと言うのは、正しい見方をすれば、「出資と言う形でしか金 が出せない」という事なのです。開発費を贈与したら、損金にするのは難しい でしょうし、もちろん投資家に怒られます。もちろん、利益の出ない株を買う のも本来は問題があって、投資家は厳しく見るべきですが、今の所、米国で多 くの企業が株式の新規公開で莫大(で異常)な利益を上げていることもあって、 米国の投資家は、出資に関してはあまり神経質になっていないです(intelに限 らず、出資話は最近非常に多いですよね)。それで、出資という形であれば、 何とか金が出せたわけです。 >>「提携」という極めてあいまいな言葉が、実質を伴わずに >>使われた例はいくらでもあるんですけどね。 >ではどうぞ実例を。 新聞の経済面を読んで、「提携」という単語でも数えてみたらどうです?企業 の提携話なんていくらでも転がっていますよ。なんというか、企業の発表に対 する免疫のなさを感じますね。どんな企業でも、自分の会社の製品を褒め称 え、自分の会社のすばらしい未来を言葉巧みに語ろうとします。しかし、その 会社が語る「すばらしい未来」に夢中になってはいけません。企業の発表なん てものは、批判的に読まないと駄目です。 ところで、Hewlett-Packard社が、UNIXからWindowsNTへの移行の支援事業をは じめるのはご存知でしょうか?細々した提携話まで大げさに取り上げる藤本さ んは、これをどうお考えでしょう?このニュースリリースは、具体的な売上目 標が記載されているだけ、くだらない提携話よりはましだと思いますが。 http://www.jpn.hp.com/Corp/pressreleases/fy2000/csj02mso.html >>それはともかく、「自社番組に投資する事で、他社を含めてテレビ業界 >>全体の広告収入が増えました」というのはどういうことでしょう? >自社番組への投資は現実に「市場を広げた」からです。 現実には考えにくいですが、自社だけが番組に投資していたら、成長するのは 自社だけでしょう。市場は拡大しますが、自社が拡大した事で全体が拡大した だけで、他社に利益は行っていないです。 >>例えば、テレビ放送が始まった当時に、A,B,Cという3社の >>テレビ局があったとして、Aという会社だけが自社番組に >>積極的に投資し高い視聴率を確保しつづけ、B,Cが >>それを怠ってまともな視聴率を取れなかったら、広告はAに集まり、 >市場が広がらなかったら、努力しても単にパイの奪い合いです。 >また、B, C がそれを怠っていたとしても、市場そのものの増分 >が大きければ(Aに奪われる分を引いても)利益は増える。 Aだけが努力して視聴率を上げ、B,Cが何もしなかったら伸びるのはAだけで す。市場全体は伸びてますが、伸びているのはAだけですよ。 >実際、番組が面白いかどうかだけでなく、選択肢があるという >事実は顧客に対する訴求力となるので、3社すべてにとって >利益になります。 「顧客」というのは、広告主の事ですか?他の局もあって、ほかに選択肢があ るとういう事が、TVというメディアを広告に使う理由になるというのは考えに くい話ですが。 >>「開発元のサポートを受けないと使いものにならない」ような >>ソフトなら、何も問題はないでしょう。そういう場合は、 >>ユーザーが自力で使うことも困難(自力で使えるくらい >>なら、他社がサポート出来る)ですから、ソフトウェアの >どうも山田さんのユーザーレベルに関する見込みの甘さは >相変わらずなんですけど、非計算機系労働者が自力で使える >レベルと、複数の専門業者がサポートできるレベルとはまったく >違いますよ。 私は「自力で使えるくらいなら、他社もサポートできる」と言っているんです よ。良く読んでください。 >>そういうソフトは少数派で、汎用性の高い多くのソフトは、 >>開発元のサポートを受けなくても十分使えます。むしろ、 >>開発元が、ありとあらゆる分野のサ >無理無理。汎用的であればあるほど専門家のカスタマイズが >必要になります。「使えてる」と思っているのは、山田さんが >他の人のスキルをまったく理解してないだけです。 人の書いた文章をちゃんと読んでくださいね。誰も専門家の介助無しで自前で 使えるなんて言っていませんよ。「『開発元の』サポートを受けなくても使え る」と言っているんです。汎用性の高い多くのソフトを無償で配れば、同業他 社にカスタマイズの仕事を奪われると言っているんですよ。 >>ポートを行う事が不可能になってきますから、サポートのシェアで例えば、 >>50%以上とるというのはほとんど不可能でしょう。せいぜい10%くらいじゃな >>でしょうか。そういう状況では、投資の9割が他社に行くんですよ。 >投資の9割じゃないですよ。単に市場シェアの9割。 >#だって投資は定数だもんね。 >で、市場シェアの9割が他社に行ったからって、潰れるとか >立ち行かなくなるわけじゃないですよね?第一、同じく >サポートで食ってるその「他社」が生きてるじゃないですか:-) だから、生き残るのはその「他社」だけでしょう?そして、開発元は衰退す る。もちろん、黙って衰退するほど馬鹿な会社は少数派ですから、開発費をど んどん切り詰める。そして、開発は進まない。 >>開発に金を回すことで儲けが得られないのであれば、 >>開発費を支払おうという動機付けになりませんね。 >開発に回す金が利益に対して定数であり、かつ払うことで顧客の >好感度を上げられる(ある種の広告効果)なら、大抵払うと思う >んですけどね。 好感度が上げられるというのはまったくの嘘です。そんなものは、売りこみの 役にはまったく立ちません。むしろ、利益に対して貪欲でないというので、マ イナス評価を受ける可能性の方が高いくらいです。どうも、藤本さんは、いわ ゆる「コミュニティ」の意見が、消費者の消費行動を左右すると思っているよ うですね。それは、消費者運動家が消費者の消費行動を左右するというのと一 緒で、まったくの虚偽、嘘です。 >>通常の幅の利益では配当しなくては行けませんから、 >>開発に回す金は少なくなります。 >だから開発費用は利益に比例するわけじゃなくて定数だって >言ってるのに。で、定数なんだから利益が「大幅」である必要 >はないんだって。 この私の「少なく」ってのは、違いますね。「開発に回す金はなくなります」 が正解です。通常の幅の利益では、それは全て投資家や労働者に渡ってしまい ます。それ以上に儲けて、しかも、投資家や労働者(場合によっては税務署や 会計士も)を説得できてはじめて、無駄な金を使うことが出来るのです。 >>>何故、GPL的な(あるいはLinux的な)モデルを考えるときに、 >>>「自社だけで」まかなおうとするのですか? >>その通り。自社だけでやろうという馬鹿はいないでしょう。 >>みんな、他社を頼ります。そして、積極的開発は >>行われません。 >「そして」という繋がりに、メッチャメチャ無理がありますけど。 >他社を頼って積極開発しないのではなく、現実はむしろ逆で >自社の社運が掛かるものが共同開発のテーブルに載っている。 つまみ食いが横行するようなテーブルに乗っかっているものに、社運をかけ ちゃいけませんね。 >たとえば、Intelは他社頼みでItanium用OSを開発してますけど >そこに金や人材をガンガン出してる。HPやSGIやIBMもそう。 Itaniumは、intelが当分の間独占するでしょうから、同業他社の利益にもなる ことを支援しているのとは違うでしょう。 >コンピュータ業界だけじゃなく、自動車にしたってトヨタが >電気自動車技術の開発のためにGM(だっけ?クライスラー?) >と手を組んだりといった呉越同舟が当たり前。要するに、 >今や「積極的に取り組むべきもの」がどんどん複雑化していて、 >一社で抱え込めば自滅するから基本技術の部分で手を組もう、 >というのが世の中のトレンドになっているのです。 その共同技術開発の分け前を、まったく関係ない他社に無償で提供する馬鹿な 企業(業種)は他にありますか?私は、企業同士の協力を批判しているんじゃな いです(行きすぎれば競争を阻害するので別の意味で問題ですが)。協力しない 企業にまで利益が行くような協力体制に無理があると言っているんです。 >でもそのときに、SunやIBMが自社OSをタネにしてさあどうぞ、 >っていうのは企業としてはやっぱり引く部分がある。 >#引く部分があるからAppleやNetscapeは自社ソースのライセンス >#にちょっと腰の引けた部分があって、イマイチ盛り上がりに >#欠けたと思えます。 なんだかこの辺りの感覚が信じられませんね。そのシステムの将来性なら検討 対象になるかもしれませんが、どこの世界に「盛 り上がり」で、システムの採用を決める企業があるんですかね。そういう浮つ いた感覚で経営判断をされてはたまりませんね。そういう判断しかできない人 間が存在するのは事実ですが、そういう人間にシステムの導入を決定させる企 業はほとんどないでしょう。 >ならば、どの企業も権利を独占的に持つわけではない(開発に >関わったすべての人間が独占的権利を共有している)Linuxを >タネにするのが一番ゴタゴタが無く共同開発できる、っていう >図式ではないでしょうか。 「開発に関わった全ての人間が独占的権利を共有している」は誤りでは?開発 に関わっていない人間も共有しているでしょう。 >だって、もともと「資本主義でなければ社会主義」なんちゅー >ナイーブな発想は持ってませんし、現代的な修正資本主義とか >社会民主主義的なものも否定はしてませんから。 いわゆる「社会民主主義」は、ほとんどの企業が嫌うものです。Linuxの開発 がそういう体制であるとすれば、企業には受け入れられないでしょう。実際の ところは、もっと激しい共産主義ですが。 >>>ではソ連だとか桃源社とかいった例示は全部無駄だったんですね。 >>>こういう無駄なことを書くのはやめましょうね。 >>たしか、「それでうまくいくなら、ソ連は崩壊していません」という >>ような事を言いましたね。崩壊にふれるのは厳密には誤りです >>から、訂正しておきま >いつどこで言いました? どこかで言ったと思いますよ。 >>す。「それでうまくいくなら、ソ連などの社会主義国の経済は >>あんなに悪くなっていません」。 >そんなに悪くなってたんですか? ソ連や東独やユーゴスラビアや北朝鮮やキューバの経済状態が良かったとでも ?虚偽の報告が横行していて、統計上は案外良く見えたりしますが、実態はひ どかったですよね。 >>「負けたりはしない」というのは、「どんどん衰退していったりはせずに、 >>企業としてやっていける」くらいの意味で書いたんですが、藤本さん >>の言っている事はそう言う事じゃないですか?「ユーザーはそんな >>方向に『力』を振り向ける事を望んでいないから、『力』のないほうも >>商売としてやっていける」そういうことでしょう? >違うってば。自分で引用しといて見てないの? じゃあ、どういう事なのか説明していただけません? >>>2. 「ユーザーは望んでいない」ではなく、「望んでいない >>>ユーザーがいる」と書いています。より早い開発を望む人は、 >こういうこと。 だから、機能面でのバージョンアップを望んでいないユーザーがいるならば、 性能面でのバージョンアップ(バグフィクス)を商売にすれば良いだけでしょう が。 >>サポートだけやっている会社は存続するでしょうね。それが >>潰れるなどとはひ >サポートだけじゃない会社も存続するってずーーーっと説明 >してるのに。 どうやると、開発部門を無駄に抱えた会社が、競争力を持てるんですか? >>とことも言っていないですけど。また、安定に対して投資を >>しようとする人がいるとすれば、製品のバグフィクスを有償 >>で続けるという商売も成り立つという事ですよ。 >そうですよ。でも同じ安定さが無償で手にはいるなら、そりゃ >「エンドユーザーは」無償の方に走りますわな。 >#エンドユーザーと企業が同じ行動をとる(とれる)とは >#まさか思ってないですよね。 開発にかかるコストは一緒ですから、マクロで見れば無償では手に入りませ ん。GPLのような体制では、開発費用を出さなくても受益者になれますから、 「得をする人」が出てきます。しかし、その分は「損をする人」を作って、ど こかで回収しないと、会社が「損をする人」になって潰れてしまいます。しか し、わざわざ「損をする人」になりたがる人はいないですから、「普通」であ れば非常に難しいですね。ただ、現在の米国は「普通」じゃありません。異常 な株式ブームが起きていて、業績の見とおしがいいかげんな企業でも、株式の 新規公開で多額の資金を得ています。この状況を利用すれば、投資家を「損を する人」にするのはそれほど難しくないです。実際に、RedHat社などが異常な 株価になっていますから、Linuxで「損をする人」になるのは投資家でしょ う。 >>それは、他のほとんどの製品で同じですよ。メーカーは、旧製品は >>さっさと捨てて、新製品に乗りかえるようありとあらゆる手段で >>勧誘する。しかし、メーカーが新製品を出すのと同程度の間隔で >>乗りかえるユーザーは少ない。 >メーカーがわずか5年前に発売された旧製品のサポートを >放棄して「新製品に乗り換えてください」といった例は >ありますか? 無償サポートを放棄している例はいくらもであるでしょう。 >そうですね。同じ程度に馬鹿だからといって同じ程度もつと >いう保証は無い。視点を変えれば、同じ程度にもたないと >いう保証も無い。じゃあ、山田さんの今まで言っていた例 >なんて全部無駄じゃん:-) 具体的に何年と予測するのは困難ですが、「馬鹿な企業がいずれ潰れる」のは 間違いないですよ。馬鹿なままならですが。 >>ただ、市販のOSだけで数百ありますから、数十人いないという >>事はないはずですよ。 >何をどう勘定すると数百になるんでしょう。 >もしかしてUNIX OSを全部別のものとして数えたり、iTRON派生の >ものを全部別のものと勘定してたりします? >#「書ける」と「いじれる」は大違いなんですけど。 仕様が同じでも、0から書いたものは別と勘定して良いでしょう。例えば、 Linuxは、Linus氏が0から書いたものですから、独立して1つと数えられま す。FreeBSDやNetBSDなどはまとめて1つですね。そういう基準で数えていっ て、数百はあるでしょう。 >>でしょう。例えば、40%のうちで12%(全体に対する割合です)が >>「自社製のTRON仕様OS」(たぶん、ほとんどがITRON)とあり >>ますから、この部分は確実にまともなOSであると言えます。 >↑これ、別記事で(事前にiTRONだって読まれた上に) >モロに突っ込まれてますね。 まず1つ訂正です。私が足し算を間違いました。12.2%が「自社TRON仕様OS」、 17.4%が「自社用独自OS」で、合計30%です。 で、その30%のうちで、残りの18%は「自社用独自OS」なんですがね。この記事 で、「自社製」に分類しているのは、0から自社で書いたものですよ。市販の ものに手を加えたようなものは、「市販OS」(24%)という分類に入っているは ずです。 この間書き落としたので、雑誌名と記事を書いておきます。 Interface 12月号(CQ出版社) の、「広告企画 マイコンシステム&ツールガイ ド'99」の頭にある記事です。「マイコンシステム&ツールフェア」(11月に あった展示会です)の準備会合か何かでの、東芝の人間の講演内容の紹介記事 のようですね。「資料出展: ITRON専門委員会」となっています。 >>>起動時にセルフチェックして1〜2本の割り込み見て >>>割り込みが来たら例外処理、程度なら私でも書けますが。 >>それって、OSと呼ぶんでしょうかね。私だったら、そういうものは、 >>例の調査 >OSとは呼べないだろう例として出したつもりですけど。 >だから私は「OSなんか書けない人」の例。 >#つまり山田さんの言ってる組み込み分野のOSの40%が >#自社製ってのは、この程度のものなんじゃない?ってこと。 その程度のものは、誰もOSと呼びません。そういうのは、このアンケートで は、「OSは必要ないので使っていない」あるいは、「OSは問題があるので使っ ていない」という分類に入っているはずです(とこの間も書いたはずですが)。 そんなものでなくて、OSと呼べるレベルのものを、30%の企業が書いているん ですよ。 どうでもいいですが、 >>>起動時にセルフチェックして1〜2本の割り込み見て >>>割り込みが来たら例外処理、程度なら私でも書けますが。 この程度のものは、極めて簡単な仕事の部類に入ります。CPUの機能として割 り込みがあれば、割り込みを使って例外処理が出来るのは当たり前の話です。 藤本さんが専門の教員かどうかはしりませんが、専門でこの程度しか書けない ようでは、お宅の大学も大した事ないですね。もちろん、専門でない、機械系 辺りの教員ならこれだけ出来れば十分ですよ。 >>無償労働に頼ろうというのですか?無理ですね。これは絶対に無理です。 >無償のプログラム活動を「労働」と呼んでそれに「頼る」という >発想を持ってて、おまけに人は無償じゃ働かないと頭から信じて >いるから、無理だと思っちゃうんでしょう。やっぱり古い >生産モデルから脱却できてないんですよ。 いくら働いてもリターンが同じで、人が真面目に働くなら、社会主義国は地上 の楽園になっていた事でしょうね。 >>あらあら、それは最悪ですね。より儲かるプログラムを >>書こうという動機付けがないとすれば、経済的には >>失敗すると見て間違えないでしょう。それ以外の >矮小っちゅーかさもしいっちゅーか。 人間って結局そういうものなんですよ。 > NO.山田さんのそもそもの主張は > <816el4$db1$1 _at_ newsgw7.odn.ne.jp> > ---------------------------------------------------- >保険をかける(保険会社と契約するという意味に限らず)のは >当たり前ですが、予測しなくてよいという言い訳にはなりま >せん。したがって、技術者を遊ばせるわけには行きません。 >---------------------------------------------------------- > 「遊ばせる」と言っています。 >#で、どの辺までさかのぼって訂正しますか? ここも訂正ですね。「遊ばせておく」に直しておいてください。「放任する」 の方が、表現としてより的確ですから、その方がもっと良いですが。 -- 山田淳二(Yamada Junji)
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